「やる気」をアテにしているようでは、成功しない理由

生き方のヒント

「やる気」ほどアテにならないものは無い。そう思えるようになったのも最近の事である。
残念ながら人間は元来、怠け者である。そんな人間が持つ感情のなかに「やる気」「モチベーション」というモノが存在する。「やる気」を持つとものごとの進み方も早くなり順調に進むものです。では、「やる気」はどこから来るのでしょうか?

「やる気」と人間について

人間以外の動物は「やる気」を持っているのでしょうか?
彼らを見ていると、餌を確保する時と生殖活動する時以外に活発に動くこともなくブラブラしているのが殆どです。決して「やる気」を出して人生に望んでいる様には見えませんね。
人間も動物の一種なので、基本的にはあまり変わらないのではないでしょうか。

本音では、楽をしたい、楽しい事をして遊んでいたい、美味しい食事を食べて喜んでいたいと思っているのではないでしょうか。
ある心理学者が、人間の欲望をことごとく実現させたらどうなるか実験をしたそうです。
その結果、人間が最後にした行動は「ごろ寝」だったそうです。

残念ながら、人間が怠け者である事は、ほぼ間違いないようですね。

「やる気」はどこから来るの?

『「やる気」を出せば、こんな仕事なんて簡単さ!』と言う人もいるでしょう。
事実、「やる気」を出すと仕事がスムーズに進んだり、普段より早く仕事が終わる事もあります。

では、「やる気」はどこから来ているのでしょうか?

私が思うに、「やる気」というモノは「気分や気持ち」から来ていると言えます。

本来怠け者である人間が「やる気」を起こすのは稀であり、気分が乗ってきた時にしか「やる気」は出ないものです。ほとんどのケースで人は何かをやる前に「これは後にしよう」とか「面倒くさい」、「やりたくない」などと、やらない理由を考えてしまい、気持ちが乗らなくなっているのではないでしょうか。

「やる気」が無いとなぜ、うまくいかないの?

「やる気」には一瞬で凄い力を発生する能力があります。しかし、稀にしか発動しない「やる気」なんて言うものをアテにしていては、モノゴトはスムーズに進まない事になります。
でも、人間はその「やる気」と言うものを頼りにしてしまうのです。怠け者だから。

だから、成功する事が少なくなるのです。

「やる気」が無くても成功する方法

先述の通り、人間の「やる気」ほどアテにならないものはありません。
いつまでも、そんなアテにならないものに頼っていたら、成功するための行動に移ることはありません。

では、どうしたら良いのでしょうか?

その答えは、「淡々と何も考えずに取り掛かるという事です。

えっ!」と思う方もいるかと思いますが、「『やる気』はどこから来るの?」という章で説明したように、人はものごとを始める前に、「これは後にしよう」とか「面倒くさい」、「やりたくない」などと、やらない理由を考えてしまいます。だからこそ、何も考えないで、まずは始める事を私はお勧めいたします。

つまり、「自分がやらない事の理由は聞かない」事です。
自分の気分や気持ちなどの都合にあわせるのではなく、目の前にある仕事に取り組むことで仕事は片付いていくものです。
「悩んでいる暇があったら、手を動かせ!」という事です。

まとめ

「やる気」は人間の気分や気持ちで変わるものです。怠け者の人間がいつ発動するか分からない「やる気」をアテにしている時点で、すでに怠け者だな~と思います。
ここは迷わず、目の前にある仕事を淡々とこなしていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました