猛暑とかき氷

トレンド

日本各地で猛暑が続いています。 近畿や北陸でも、すでに気温が36度以上の猛暑日となっており、熱中症に対して厳重な警戒が必要ですね。

こんな時こそ「かき氷」

暑さ対策には、水分補給、エアコンや扇風機の使用により涼しい環境を作ったり、日中外へ出る時は帽子や日傘を使用する事が重要ですね。
最近では、男性でも日傘を使う方が増えている様に思います。女子高生なんかはハンディファンが必需品ではないでしょうか。

色々ある対策の中で私が好きなものは、やっぱり「かき氷」ですね。

口の中に入れた時のひんやり感
体の中から暑さを冷ましてくれる
「シャリシャリ」という独特な音が涼しさを呼ぶ
なにより見た目が涼しそう

かき氷は、白地に赤い文字で「氷」という氷旗を見るだけで、「夏だな~」と思わせる夏の風物詩のひとつだと思います。

世の中には色々な食べ物がありますが、始めて食べた人は開発(発見)した人は本当にすごいと思います。尊敬します。
勿論、「かき氷」を最初に食べた人も凄いなと思いますが、いったい、いつ頃から食べられているのでしょう?気になったので少し調べてみました。

「かき氷」の歴史

かき氷の歴史は意外と古くからあり、平安時代から存在していたようです。

平安時代に清少納言の「枕草子」には、

細かく削った氷に甘いつゆをかけて、新しい金の椀に盛り付けた「削り氷」の記述があります。

当時の氷は大変貴重なもので、かき氷は貴族の食べ物だったのでしょう。
江戸時代に入ると、氷の保存技術も発達し、庶民でも氷を手にする事ができる様になったようです。

明治時代には「かき氷機」が発明され、今のように削った氷を食べる事ができたみたいです。

「かき氷」は夏の定番の食べ物であり、皆さんに親しまれていますが、現代では種類も多様化しており、高級抹茶やキャビアを使ったかき氷や、フワフワなかき氷も人気なようです。

そもそも、かき氷の「かき」って何?

かき氷の「かき」とは、氷を減らすことを意味します。


冷蔵庫のなかった時代には、氷の欠けた部分を使い、それを削って食べていたからでしょう。
「欠けた氷」から「かき氷」へと呼び名が変わっていったとされています。

夏の風物詩として、これからも楽しんでいきたいですね。

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